4年前に買った債券を売却した結果と感想

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4年前(2018年)に《トヨタFIN.オーストラリア》という債券を買った。これは外貨建て(オーストラリアドル建て)のトヨタの社債となる

内容はザッとこんな感じ⬇️

  • 年利2.4%(利払日→1/19・7/19の2回)
  • 償還日 2023年1月19日 (5年満期ってこと)
  • 最低購入金額 10,000豪ドル〜

買おうと思ったきっかけはオーストラリアドル建てだったから。オーストラリアドルの値動きは長ーい間見守ってきたので、ある程度分かっていた。それに“10,000豪ドルから”と比較的少額でもOKだったから

という訳で、最低購入金額10,000豪ドルを買ったのだ


当時、1豪ドル=80.57円だったので(この80円台は特別円高とは思っていない。至って普通)、10,000豪ドル=805700円分の債券を買ったことになる(買ったと言うより貸したの方が感覚的に正しい)

そして、これから先5年間、2.4%の利子が毎年支払われる。10,000豪ドルの2.4%なので240豪ドル(年2回120豪ドルずつ)が入ってくる。外貨建なので円換算すると変動はあるものの、ザッと20,000円弱(税込)入ってくるだろう。というどんぶり勘定←ここから先もどんぶり勘定で続きます!

このまま5年放っておくつもりだったのだけど…

ここ最近の円安傾向で1豪ドル=90円を軽く超えてきた!こんなにも円安になるなんて珍しいよね?と、私の中で1豪ドルが90円はまあまあ円安だと思っている

売ってまえ〜〜!

売り時でしょ!と思って為替差益を取るため償還日前に売ったのだ

売却時の価格は1豪ドル=94.07円だったので、利子がちょっぴり付いて10,052豪ドル=945654円となった

(売却)¥945654-(購入)¥805700=¥139,954

あとは既に支払われている年利2.4%(240豪ドル)×4年分(960豪ドル)を日本円に換算して¥76800(1豪ドル=80円として計算)をプラス

利益→+¥216754

うほー!結構プラスじゃない?!🙌 と、喜ぶのはまだ早い。ここからが本当の利益計算


まず、利益額に対して税金が約20%引かれる。口座を確認したら¥28430分の税金が引かれていた

そして毎年入ってくる年利からも税金が引かれているので¥76800−税金20%(¥15360)=¥61440となってしまう

なので税金を引くと利益は+¥178964 。なんと!40000円以上も税金で持っていかれてる💢

そしてだよ、引かれるのは税金だけではない☝️

外貨の口座管理手数料として年¥3300取られるのだ。私の場合は最初の3年分をまとめて払ったので口座管理手数料は3年分¥7920+残り1年分¥3300=¥11220を支払ったことになる

他にも実際は円から豪ドルに替える時の両替手数料もかかってる(売却時1豪ドル=94.07円と書いたけど、その時のレートは96.6円だ)

もろもろ引くに引かれて、本当の利益としては¥167744のプラスということになる。まぁ利益が出たから良しとするか


それにしても、4年で16万円かぁ…。これってどうなの?銀行に預けておくよりは、はるかに良いとは思う。けどイマイチおいしい投資ではなかったな…

今回の外貨建債券は、たまたま円安の恩恵を受けて為替利益が取れたけど、償還日に円高傾向だと円ベースで元本割れするリスクがある

じゃあ、円建債券は?となると年利が大したことなさそうだし、逆に年利が良い債券は“倒産すんじゃね?”と怪しく思えてしまう

年利を再投資できるわけでもないから複利の効果も得られないし…


結論➡️ 債券は買わなくてもいいかも

他にも書きたいことは沢山あるけど、今回はこのくらいで終わりにしておこう

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